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 能登半島地震から半年を迎えました。新聞等によりますと、土砂に流された家屋、ゆがんだ道路、大量のがれき・・・。今も住宅は崩れたまま、まだ続く避難生活。一部被災地では続く停電や断水。仮設住宅も足りず、地元に戻れない多くの被災者。2200人以上の方々が避難しておられるとのことです。復興はまだまだ遠く、能登半島6市町村の人口減少が加速とも報じております。そのような中で、一歩ずつ前に進もうと頑張っておられるニュースに接し、能登を愛する気持ちと人の持つ、生きていこうとする力のすごさ・すばらしさを目のあたりにして心が揺さぶられました。
 4月1日に全国の梅の実会の会員に呼びかけました「能登半島地震梅の実義援金」は沢山の善意が本部に届きました。200万円以上にも達しております。有難うございました。改めて、会員の皆様の同志をおもんぱかるお気持ちに心より感謝申し上げます。お寄せくださいました義援金は、7月中に石川県前代表者を通じて、被災に遭われた小・中学校と被害の大きかった会員にお届けいたします。
義援金の届け先は被害にあった新潟・富山・福井・石川とお知らせしておりましたが、早い時期 新潟・富山・福井の代表者から全て被害の大きかった石川にとのお声を頂きました。3県とも被害に遭われたのですが「能登の方と比べたら・・。是非石川に」とおっしゃってくださいました。梅の実の心であり絆の強さを痛感しました。義援金は、全て石川県にお届けいたします。
 能登半島地震では、会員の方々に亡くなった方や大きな怪我をなさった方は、今のところいらっしゃいません。家屋の損傷や崩れで避難を強いられた方は10人以上おられます。遠く離れた金沢市やご親戚のところで避難生活をされておられる方もいらっしゃいます。
 輪島の会員の方が「今は、富山の息子のところにいます。輪島の住まいは壊れて住めない状況。壊さないと駄目。息子は富山で生活をしており、輪島には戻らない。今から輪島に家を建ててどうするのといわれた・・・。私には 故郷 ふるさとがなくなると思うと寂しいです。」と、おっしゃった言葉が今も私の心に重く残っています。息子さんとの生活がきっと故郷で一緒に過ごした時間と重なり新しい楽しみとなることを願っています。
 一日も早く日常が戻りますことを心より念じております。

  全国退職女性校長会(梅の実会)




全国退職女性校長会(梅の実会)の主な活動
 全国退職女性校長会(梅の実会)では、以下の主な活動を軸にすすめて
 います。

全国大会を開催 会員相互の親睦と研修を深める
教育支援 福祉活動を推進
会報と機関紙を発行 各地区での活動を紹介

 ※くわしくは「梅の実会とは」「本年度の活動」
  をご覧ください。