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 新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。


 穏やかで暖かな元日を向かえたその日の午後震度7の能登半島地震、翌2日羽田空港の大事故。刻々と伝えられるニュースに心が打ちのめされました。石川・福井・富山・新潟の会員の方々の安否が心配です。代表者の方には、状況把握にご苦労をおかけしております。特に輪島市、珠洲市、志賀町にお住いの会員の方からは、避難所での劣悪な環境、自宅にいても停電と断水で困っているとのお声が届きました。しかも今も電話が通じない方もいらっしゃいます。厳しい北陸の冬を思いますと心が痛むばかりです。被害に会われた会員は「梅の実の仲間」です。何とかして力になりたいと考えています。東日本大震災や熊本地震の対応を参考に、梅の実会らしい支援をしたいと思います。

 被害に会われた方に心よりお見舞い申し上げますとともに、元日から献身的に救援活動に身を捧げておられる方々に心からの感謝と敬意を表します。 


 さて、先日、知人のスポーツジャーナリスト満薗文博氏から箱根駅伝のコラム中日スポーツ(1月4日発行)を頂きました。どの選手も持てる力を最大に発揮し、母校の名誉をかけてタスキを繋ぐ峻烈なドラマの陰にあった事実の一部を紹介いたします。


 「頑張れ、ガンバレ〜」6区、箱根の山を駆け降りながら、城西大3年の久保出雄太は「ふるさとと自分を鼓舞していました」と言う。100回目の箱根駅伝を翌日に控えた元日、久保出の故郷、石川県は、大きな地震に見舞われた。城西大3年の久保出雄太選手の故郷は石川県。記念大会となる今年は23大学、総勢230人がタスキをつないだ。石川県から今年の箱根路に足跡を刻んだのは久保出選手ただ一人だった。(中略)「頑張れ、ガンバレ〜」とつぶやきながら駆け降りた青年の走姿もまた、忘れられない。


 箱根駅伝をここ何年も楽しみにしている私にとってこの記事は、顔をゆがめて力走する久保出雄太選手の写真と共に、涙が出て止まりませんでした。箱根を走れる喜びをはるかに上回る辛い悲しみを抱えながら走る久保出雄太選手の「ふるさとと自分を鼓舞していました」の言葉に胸がつまり、涙を抑えることができなかったのです。どうかこの青年のこれからに幸あれと祈るばかりです。

 能登地震の一日も早い復興を願っております。



  全国退職女性校長会(梅の実会)




全国退職女性校長会(梅の実会)の主な活動
 全国退職女性校長会(梅の実会)では、以下の主な活動を軸にすすめて
 います。

全国大会を開催 会員相互の親睦と研修を深める
教育支援 福祉活動を推進
会報と機関紙を発行 各地区での活動を紹介

 ※くわしくは「梅の実会とは」「本年度の活動」
  をご覧ください。